消泡剤と言う言葉を聞いたことがないという人は多いのが現実ですが、知らないだけで多くの用途に使われています。例えば豆腐なども製造工程中になくてはならない材料の一つです。胃腸が張って苦しいときに服用する医薬品もその一つです。このように見てみると身近に使っている物が多いことがわかります。

消泡剤と言う呼び方から薬品を連想するかもしれませんが、実際にはオイルを水性エマルジョンにして使うなど、食用に使用しても問題ない素材が多く使われています。原理がわかっていなかった古く昔にも、植物性油脂を加えることで泡を消せると言うことから使われていました。消泡剤はその他にも、インクや塗料、染料など気泡があることでムラになるようなものにも使われています。樹脂成形品も空洞ができることが品質不良を引き起こすため、しっかりと脱気をしなければいけません。

金属の溶融においても気泡による破裂によって、仕上がりに大きく影響することもあり必ず使用しなければいけない材料です。意外なところでは繊維を加工したときに出る排水に消泡剤を必要とすることがあります。そのまま流してしまうと気泡が多く発生して配管に悪い影響を与える恐れがあるからです。また金属加工に使われる切削油も気泡を嫌うものです。

熱によって気体が膨張し、金属に影響を及ぼす恐れがあるためできるだけない状態にしなければいけません。このようにあまり知られていない多くの用途で消泡剤が使われています。

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